所詮この世は諸行無常

世の中は常に移り変わり、ずっと変わらないものなどないとわかっていながら、それでも変わらない何かを求めてしまうのはなぜでしょう。

自分がどのタイプか見極めよう 2パターンでわける会社選びの基準

 

どうもkmasです。

いきなりですがみなさんどういった企業で働いてみたいと思っていますか?

CMでバンバンみかける会社・海外展開を積極的にしている会社・給料のいい会社・知名度はないけどニッチな技術で世界No.1などなど、様々な観点があると思います。

 

そこで今日考えてみたいのは、自分のタイプについて。

 

自分自身がどういった人間なのか、意外に本人は正確に把握できていなかったりします。

しかし、把握できていないと小さくない確率で転職は失敗します。その理由は非常にシンプルで「自分自身をわかっていないから」。

なにが自分にとって幸せかを判断できないまま転職に踏み出してしまっては、当然いい結果はでません。

少しでもいい結果、つまりは自分が後々後悔しない選択をするためにも自分自身を知るというのは大切です。

 

目次

1.あなたはどっち?転職における重要な2パターン

2.パターン別 就活の進め方 

 

1.あなたはどっち?転職における重要な2パターン

私が大学時代に就活をしていた時に出した(勝手な)答えですが、人は大きく分ければ2パターンにわかれます。

 

1つは、自分自身が納得するかどうかを重視するタイプ

  →自己の評価を重視、つまり周りにどれだけ褒められても自分自身が納得できていないと素直に喜べないタイプ。よく言えば自分で責任をもって物事を進めることができるタイプ。悪く言えば、独りよがりになりがちで歩調を合わせるのが苦手なタイプ。

 →ベンチャーやひとりの裁量が大きい企業向き

 

もう1つは、周りにどう評価されるかを重視するタイプ

 →他者の評価を重視、つまり自分の考えよりも周りの声が大切で、周りからどうみられているかを気にするタイプ。よく言えば、周りの評価を気にするため、気遣いもできるし協調性もある。一方で、周りを気にするあまり独自の道を開拓していくようなタイプではない。

  →名の知れた大企業、または聞こえの良いアピールポイントのある企業向き

 

この2つのうち自分がどちらなのか考えることは就活・転職どちらでも非常に大切です。なぜなら結局のところ自分がどうなっていれば満足するのか、その答えの1つになるからです。

ちなみに私はどちらかと言えば前者よりでして、その結果、新卒ではいわゆる大手にあまり興味がもてず、ITコンサルという道を選びました。

今考えればもっと視野を広く多くの企業を見ておけばよかったと思うものの、選んだ会社自体への後悔はありません。

当然、家族や親戚に会社の話をする時も、なぜ大手に入らなかったのか?なぜ公務員目指さないのか?というのは嫌という程言われました。(一応、国立大学卒ということで頑張ればそこそこの大手は狙えるはずなのにという先入観のもと笑)

ただそんな時も私は前者のタイプなので、あまり意に介すこともなく逆にそんなに大手っていいものかなとすら思っていました。

 

 

2.パターン別 就活の進め方

それでは上記のパターン別の就活の進め方ですが

1つは、自分自身が納得するかどうかを重視するタイプ

 →ベンチャーやひとりの裁量が大きい企業向き

 

もう1つは、周りにどう評価されるかを重視するタイプ

 →名の知れた大企業、または聞こえの良いアピールポイントのある企業向き

 

あくまで私の主観に基づいた意見ではありますが、間違っていないと思います。

人によって仕事に対する考え方は異なりますが、この二軸での区分けを間違えてしまうと後々後悔する可能性が大です。

 

私の経験からお話しすると、ベンチャー(あるいはベンチャー気質の)企業は社員の自主性を重んじる、というより色々なものが整備されていないため自主的に仕事を進めていく必要がある。そのため若いうちから様々な場面で小さな意思決定を繰り返し行う必要が出てきます。これはつまり、簡単に言えば業務マニュアルのような型が存在しないからです。

一方、大企業はその逆でほとんどの事が決められているか、前例があります。従って業務の基本的な進め方はまずこれまでどうやっていたかを確認することから始まります。結果、自分自身で意思決定する機会は非情に少なくいかに従前のやり方を踏襲するかを考えて働くことが多いです。もちろん例外はありますし、業務改善に熱心な会社であれば従前のやり方をいかに改善するかを評価してくれるところもありますが総じてベンチャーと比較し業務マニュアルがそろっている(むしろ乱立していることも…)ので自分で考えるよりまずはそれを参照するという働き方になります。

 

ここで言いたいのは「どちらがよいか」ではなく「どちらが自分に合っているか」です。

結局、成果が出る出ないの根幹にあるのは自分がしっくりきているかだと思うので、まずはじめにこの2軸で自分自身を切り分けてみるのは有益だと思います。