所詮この世は諸行無常

世の中は常に移り変わり、ずっと変わらないものなどないとわかっていながら、それでも変わらない何かを求めてしまうのはなぜでしょう。

【超おすすめ本】THE TEAM 5つの法則 著:麻野耕司

どうもkmasです。

 

これから、自分が読んだ本から得た気づきを備忘の意味も込めてブログに残していきたいと思います。目標は月に2冊!!これだけだと目標小さいですが、ほかのやりたいことを考えるとこれが限界。。。余裕が出てくればさらに3、4冊と増やしていきたいと思っています。

 

本日の一冊は、『THE TEAM 5つの法則』著:麻野耕司 です。

 

著者はこの日本において、唯一無二と言ってもよいであろうモチベーションコンサルティングというサービスを提供している会社であるリンクアンドモチベーションの取締役である麻野さん。

 

まず読んだ感想としては

・「チームとは?」をわかりやすく説明してくれている(理論)

・チームの目標設定、メンバー選定、モチベーション管理などを体系的に理解できる(方法論・具体的事例)

・各法則の学術的根拠がちゃんとある(根拠)

→これらを総合して、なにより早く自分のチームで試してみたい!!と思わせてくれる一冊です。

 

なんせ冒頭の言葉が「チームを科学する」ですからね、言葉通り科学的にチームを解き明かしてくれています。

ただし科学と言っても決して難しい言葉が並んでいるわけではなく、理論的な部分を可能な限りかみ砕いて、どんな年代やポジションの方でもわかるような形で書かれているため、楽しく最後まで読み進めることができました。

 

この本の軸となっているのは↓の5つの法則です。

Aimの法則(目標設定)

Boardingの法則(人員選定)

Communicationの法則(意思疎通)

Decisionの法則(意思決定)

Engagementの法則(共感創造)

 

これらを順々に説明していく形の内容ですが、記憶に残った事柄を箇条書きします。

 

Aimの法則(目標設定)

→意義目標・成果目標・行動目標

 

Boardingの法則(人員選定)

→柔道型・サッカー型・野球型・駅伝型

→軸は環境の変化度合いと人材の連携度合い

→メンバー選びの入口と出口戦略の違い

→チームの均質性と多様性

 

Communicationの法則(意思疎通)

ルール設定のポイント

→①:what 設定粒度

→②:who 権限規定

→③:where 責任範囲

→④:how 評価対象

→⑤:when 確認頻度

→水平質問と垂直質問

→志向と能力の見極め

心理的安全を阻害する要因:無知、無能、邪魔、批判的と思われる不安

 

Decisionの法則(意思決定)

→独裁・多数決・合議

→影響力の源泉:専門性・返報性・魅了性・厳格性・一貫性

 

Engagementの法則(共感創造)

→エンゲージメントの4P:Profession/PhilosophyPeople/Privilege

→エンゲージメントの公式:WILL(報酬・目標の魅力)×CAN(達成可能性)×MUST(危機感)

→感情報酬

 

どの章も非常に読み応えのあるものになっているのですが、私の中で特に興味深く読み進められたのが最後のEngagementの法則(共感創造)の章でした。

 

モチベーションコンサルティングを標榜している会社の取締役が書く、まさにモチベーションを維持・アップさせていく方法論ということで非常に興味があったからです。

チームで何かを成し遂げていくにはメンバーの必ず成功させるぞ!という強い気持ちを継続させることが必要ですが、その方法として具体的に何をどうしたら?というのはチームをリードする方々のそれぞれのやり方になりがちだと思います。

というか、メンバーのモチベーション管理なんて正直なところできているマネジメントのほうが少ないと思います。大体のマネージャーは上がこう言っているから、とか評価につながるからといった(サラリーマンにとっては大切と重々承知はしていますが)表面的なことでメンバーを動かそうとする人が多いという認識です。

しかしこの書籍ではそれすらも法則としてルール化してくれておりスッと理解することができます。

 

ぜひみなさんにも読んでいただきたいのですが、チームがチームとして機能し続けるためには絶対に必要なこと、そして実行する際の法則について体系的に書かれているので、これからチームをまとめる役割を担うどんな年代の方でも役にたつこと間違いなしの一冊です。

転職で年収をアップさせる3つの道

どうもkmasです。

さて、本日のテーマは年収をアップさせる方法についてです。 転職理由はみなさん様々だと思いますが、年収をアップさせることは多くの人の目標の1つだと思います。

初めにみなさんにお伝えしておきたいことは、転職して年収アップするかどうかは、 みなさんの能力やスキルももちろん関係しますが、多くは応募の前に決まっているものです。 それをわからないまま面接で年収アップを交渉するというのは根本から間違っていると私は考えています。

いいでしょうか、年収アップできるかどうかというのは、企業へ応募する前にほとんど決まっているのです。

ここをきちんと理解して下さい。

この記事を読めば、どうすれば年収をアップさせることができるかをスッとご理解いただけると思います。

という事で、本日の内容ですが、転職して年収アップするには具体的に以下の3つの道があります。

1.年収が高い業界へ行く

2.年収が高い同業他社へ行く

3.職位をあげて転職する

どれも難しいことではありません、ひとつずつ見ていきましょう。

1.年収が高い業界へ行く

みなさん転職活動をするにあたり、企業の平均年収はチェックしていますか? 年収をアップさせたいのであれば必ず見る必要がありますが、各企業の平均年収よりも まず確認すべきことがあります。

それは、その企業が属する業界の平均年収です。 年収の相場は各業界ごとに相場がある程度決まっているため、どれだけあなたの能力が高かったとしても 業界標準を超えることはまずないと考えたほうがいいです。

まれに特別な能力を持つプログラマーに高額な報酬をという宣伝を行っている企業もありますが ほんの一握りの天才と呼ばれる方々向けの求人ですので、私含めごくごく普通のサラリーマンの転職活動には当てはまりません。 このブログの読者もそういった方を想定して書いてはおらず、ごく普通のサラリーマンが確実に年収アップさせる、という観点で書いています。

話を戻しますと、つまりはあなたが属する業界と志望する会社の属する業界の平均年収はまずチェックしましょう。

以下、転職サイトからの引用ですが、下記のようなサイトから平均年収は簡単に確認することができます。

DODA:平均年収ランキング 最新版(96業種の平均年収/生涯賃金doda.jp

2.年収が高い同業他社へ行く

こちらも1.と同様で志望する企業の平均年収を見ることでおおよその期待年収がわかります。 気を付けるべきこととしては、メーカーなど工場労働者を多く抱える会社の場合はその分を含めての平均なので若干低めになります。 ただこちらも総合職と一般職、その他の雇用形態ごとの平均年収を独自に算出してくれているサイトもあるので、そこで確認すればよいです。

平均年収.jp heikinnenshu.jp

3.職位をあげて転職する

こちらは、1と2どちらのパターンでもよいのですが、今の自分の職位から上の職位となって転職するという道です。 例えば、主任→課長補佐だったり、課長補佐→課長といったパターンです。

基本的にどの会社も給与は職位に応じて範囲が決まっているはずなので、職位が上がれば当然年収はあがります。

ただし、先の1と2のパターンでそもそも年収水準が今より低い会社に入るときは要注意です。 年収水準が低い会社で職位があがるのと、今の会社で職位でそのままいるのとでは変わらない可能性もあります。 転職先の年収水準を正確に把握していないとせっかくポジションが上がったのに給料が増えないという事態も起こりえます。

このようによくよく考えれば当たり前のように思われることですが、漠然と年収をあげたいと思っていてもダメで、あがる理由がきちんとたるということを意識して活動すれば年収アップは必ず実現できます。

転職で陥りがちな年収に対する3つの誤解

 

 

どうもkmasです。

 

本日は初めて転職を試みようとされている方向けのお話です。

 

 

みなさん、特に初めて転職しようとされている方、転職すると年収が多少下がるのは当たり前と思っていませんか?そしてそれを甘んじて受け入れようとしていませんか?

 

巷でよく聞くことに以下のようなことがあります。

1.転職時の年収提示は若干低めに出ることが多い

仕事内容・人間関係等、新たな職場ではまた一から構築することになり、出だしのパフォーマンスが悪い分を加味しているという誤解

 

2.入ってから実力を発揮してすぐに昇格すればいい

スタートの年収は低くとも、前職の経験を活かして新しい職場で早期の出世を狙えばよいという誤解

 

3.人事やエージェントが言うには、かなり期待されているため昇格もすぐできるだろう

あなたに期待している、そして将来の輝かしいポジションを空けてくれているという人事やエージェントの言うことを信じてよいという誤解

 

ひとつひとつ見ていきましょう。

 

1.転職時の年収提示は若干低めに出ることが多い

そもそも転職すると、人脈やその会社のことなど一からまた作り上げていく必要があります。仕事というのは得てして人と人との繋がりで進んだりするので、人間関係がリセットされるとたしかにパフォーマンスは一時的に落ちるかもしれません。

 

しかし、それと転職時に年収が低く提示されることとは全く別のお話です。

どういうことかと言うと、転職時に提示される年収というのはあなたの今の市場価値と言えるでしょう。 そう考えると、年収が低く提示されると感じたならそれはそのまま「その会社があなたの価値をそのくらいだ」と見積もったわけです。

会社の中には、「いきなりランクが高い状態で入社すると責任負荷が大きいため、まずはここからスタートしてもらって成果を出しやすく」などもっともらしい理由を並べてくることもありますが、要はそれ以上のランクではパフォーマンスが出せなそうだから年収低くしてます、ということなのです。

つまり、転職するから年収が低く提示されているわけではなく、会社があなたの価値をそのくらいだと見積もっただけなのです。

これを転職するから一時的に年収が下げられているだけととらえてはいけません。シンプルに会社からの評価がそのくらいであったということです。入社を決める際にはそこまで踏まえた上で決断を下すようにしてください。

 

しかし、その評価は当然会社によって異なりますし、会社からの見積もりを変えることは可能です。そこにはもしかするとあなたのアピールが足りていないだけということが考えられます。

その方法を知ることが転職において自身の年収をアップさせる一つのコツになりますが、詳細はまた別記事で。

 

2.入ってから実力を発揮してすぐに昇格すればいい

前職の経験を活かして、新たな職場で圧倒的なパフォーマンスを発揮し早々に昇格する。だから入るときは多少年収が落ちてもOK。と誰しもが描くストーリーですが、私はここでも待ったをかけたいと思います。

 

新しい職場でそんなすぐに活躍できると思いますか?

 

自分をスーパーマンだと思う方は可能だと思いますが、一般ピープルである私には到底こんな楽観的な考え方はできません。仕事を覚える・職場の人間関係になれる・キーマンを知るなどなど、特殊技能を持っているとかでない限り人がパフォーマンスを上げるにはある程度時間が必要です。

その中で「活躍すればすぐに昇格できますので、入るときはいったんこれぐらいで」という言葉を信じて低めの年収を受けいれてはいけません。

 

3.人事やエージェントが言うには、かなり期待されているため昇格もすぐできるだろう

でも、人事やエージェントが言うには会社のこのポジションをあけて待っているとのことだし、安心してもよいのでは?とお思いの方。こちらも待った、です。

 

確かにそのポジションはあるかもしれません、しかしそこにはすでに社内にいる方が入ってもおかしくないのです。そして社内で何年も経験を積んだ方に競り勝って、そのポジションをもぎ取らないといけないのが、あなたです。

 

あなたをそこのポジションを担ってくれることを期待して採用しているのは本当でしょう。しかし会社としては、そこを担ってくれれば誰でもいいのです。そう、別にあなたでなくとも。

 

そのため、入社時に将来期待されるポジションの話があって、はまれば年収はこれぐらいいきますが、今はここからのスタートで、という話があった場合は要注意です。

 

確約されていない年収をちらつかせて実際の年収を低く見積もられているだけです。

 

以上まとめると

・転職時の年収はあなたの今の市場価値

・入社後すぐに活躍するのは難しい→すぐには昇格できない

・入社前の言葉に惑わされるな

結論として、転職の際に提示される年収が唯一その時点で約束されたものになるので、初めからそこを上げることを狙うべき、というお話でした。

 

 

面接は基本的な立ち居振る舞い受け答えが大事

どうもkmasです。

 

私の就職活動についてお話ししたいと思います。

私の就職活動と言ってもすでに転職を3回しているのでどこから話せばよいのやらという感じですが、この記事では大学時代、新卒採用での就職活動を振り返ってみたいと思います。

 

このシリーズも第3弾。少しでもだれかの役に立つ情報を提供できればと思い、忘れかけていた過去の記憶を呼び戻して書いています(決して盛ってはいません…!!) 

 

では、本日の内容は下記になります。

1.大学3年の秋

2.大学3年の冬 → 本日の内容 ESやら面接やら

3.大学4年の春

 

2.大学3年の冬

前回までの記事で、志望企業と自己分析をどのように進めたらよいかについては書きました。

ここでは実際にエントリーシート(ES・履歴書)を提出して、面接を受け内定を取るまでの流れをお届けします。

 

まず私が受けていた企業を一覧にしました。

◇就活企業一覧

・デロイトトーマツコンサルティング

・モニターグループ

・ローランドベルガー

・P&G

アクセンチュア

・べリングポイント

IBMビジネスコンサルティング

リンクアンドモチベーション

リクルート

フューチャーアーキテクト

・ベイカレントコンサルティング

アビームコンサルティング

・アルテミスコンサルティング

ワークスアプリケーションズ

 

こう見るとほぼコンサル業界に絞って受けていることがわかると思います。そして内定が出たのが2月だったので、他の業界であれば4月から面接が本格化して内定がでるのも早くて4月というところ2月の時点で早々に内定、しかも元々希望していた会社からの内定を頂けたので、いわゆる大手含めその他の業界は見ることもなく終わってしまった。というのが私の就活のサマリーです。

 

具体的な社名は伏せますが、当時の総括としては

・地方国立大レベルでは戦コンは書類で落とされる

・面接は基本的なことができていれば最終まではいける

・最終になると志望の本気度が見られるため、意志の強さが問われる

リクルートインターンは楽しいし面接でも有利

・ITコンサルでもシステム経験は不要、システムを志望する理由とプレゼン能力が必要

 

と思いつく限りこんな感じです。

ということで一つ一つ見ていきましょう。

 

・地方国立大レベルでは戦コンは書類で落とされる

まあこれは巷では言われていますが、いわゆる学歴フィルターというやつです。

私の卒業した大学は東大・京大・早慶上智・旧帝の下くらいのレベルの大学です。

地元ではそれなりに名の通った大学ですが、就職活動となるとどうしても上記の大学ほどネームバリューはありません。戦コンとは戦略コンサルティングファームのことですが、やはりこういったところは上記に上がる大学くらいでないと箸にも棒にも引っかからないようです。よって、書類でほぼ落ちました。

 

・面接は基本的なことができていれば最終まではいける

逆に、書類が通れば後は面接です。面接では基本的なことができるかどうか、が非常に大切です。特に新卒の学生に何か特別なスキルや経験など期待できないので、最低限の礼儀と受け答えがしっかりできれば面接は基本通ると思っています。

 

では何が大切か?

 

~例:面接部屋に入るところから出るまで~

 →部屋に入る前のノックと「失礼します」の言葉

 →入って「よろしくお願いします~~と申します」の一言

 →「どうぞ」と言われるまで座らない

 →相手の質問に対し、余計なことは言わず質問に対してのみ回答する

 →無理にアピールしようとしない、いきらない

 →最後の質問は必ずする、調べればわかることは絶対に質問しない。

 →「本日はお忙しい中ありがとうございました」と締めの一言 

 →出るときにドア開ける前に一礼

 →ドアを出て閉めるまで気を抜かず、頭を下げる

 

こんな感じですね。こんなこと最低限のマナーなのですがたぶんできていない人大多数だと思います。面接では自分をアピールするぞっ!といきり倒すよりも、まずまともな社会人になれるというところを静かにアピールしましょう。あとは聞かれたことに素直に脱線せずに答えていたら基本通ります。その他私の個人的なテクニックについては後日したためたいと思います。

 

・最終になると志望の本気度が見られるため、意志の強さが問われる

最終面接だけは小手先のテクニックは通用しません、ここは確実に違います。一次・二次・グループワークは前項の内容で問題なく対処できますが、最終だけは一筋縄ではいきません。最終というのは文字通り最終面接を指すのではなく、各社の実質的な最終面接のことを指しています。会社によっては最終一歩手前が実質的な最終で、最終面接は意思確認程度のところも多々あるため。

では最終面接をどのように乗り切るか、これはどれだけ自分が本気でその企業に入りたいか、をきちんと説明できればOKです。ただし、テクニックがないこともないです。

ポイントはなぜその会社か?を理論的に説明できればよいのです。最終まで言っているということはそこまでで人事や現場の方から会社、そして現場に入ってきてもらってOKと言われていることになるので、あとは少し視座の高い部門長や役員の方へのWhyの説明だけです。

簡単なテクニックをお伝えすると

・なぜその業界か?

 →自分の経験からその業界を志望するきっかけになった事実を述べる。

  例:IT企業のインターンに参加して、自分で作ったシステムが人の役立つことを実感し、仕事としてもやりがいがあると感じた。など

  結局、なんでその仕事がしたいの?というところへの模範解答は「実際に体験してみて感じたこと」を伝えるのが一番です。想像の世界でないと会社側も感じてくれるのでさらに突っ込まれる可能性が低くなります。

・なぜその会社か?

 →会社のHPや新聞等からその会社が実際にアピールしたり実施していることを引き合いに出す。

  例:パッケージシステム領域でシェア1位であるこの会社で働きたい。など

  簡単に言うと、その会社ってここがすごいと思ってます、だからここで働きたいという方向性で話せば、聞いている側は気持ちがよいものです。ただし心の底からそう感じることを引き合いに出してくださいね。嘘はよくないですし、ばれます。

 

つまり、最終面接で重要なことは、仕事が合わないとすぐにやめることはないということをアピールしつつ、その会社で働く人たちへの敬意を表すことです。

 

だいぶ長いこと書いてしまいました。以下のタイトルに関しては少し毛色の違う話になるので別記事にて書きたいと思います。

 

リクルートインターンは楽しいし面接でも有利

 ・ITコンサルでもシステム経験は不要、システムを志望する理由とプレゼン能力が必要

 

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自己分析とは? 自己分析ってどうやったらいいの?目的間違っていませんか?

どうもkmasです。

 

少しでもだれかの役に立つ情報を提供できればと思い、忘れかけていた過去の記憶を呼び戻して書いています(決して盛ってはいません…!!) 

 

今回のテーマは自己分析です。

自分を分析するなんて、と思われる方もいらっしゃると思います。確かにこう書かれると構えてしまいますよね。私もそうでした。

自己分析と言われて、性格、見た目、しゃべり方、交友関係…何をどう分析したらよいか迷ってしまうのが大半だと思います。

かくいう私自身も最初の頃はよくわからず、かなり非効率に時間を無駄に使ってしまっていたと思います。

 

しかし、実は自己分析ってそんなに難しいことではありません。 

えっ?そうなの?と思われた方、今から私の考える自己分析の仕方をお伝えします。

 

もちろんこれには人それぞれ考え方の違いがありますし、世の中にはそれを専門に研究している方々もいらっしゃる中で、私個人のいちアイデアを声高々に話すのは気が引けますが、個人的にはこの考え方をもってこれまでの就職活動を大きな壁にぶち当たることなくやってこれたので、それほど間違ってはいないのかなと考えています。

 

さて、ではここから自己分析とは?についてお話しします。

 

最初に端的に言ってしまうと、自己分析をするとは「相手に対して自分が与えられるメリットを伝えられるようになること」だと思っています。

 

こう聞くと、自己分析とどうつながっているの?と思う方やどこかに同じようなことが書いてあったなあと感じる方それぞれいらっしゃると思います。ただ私が声を大にしてお伝えしたいのは、多くの方が勘違いしがちなこととして、自己分析をした結果自分はこういう人間だというのを理解するところでよしとしてしまうことです。

 

しかし!!大事なのはだから何なの?というところです。

 

どういう意味かと言うと、確かにまず自分はこういう人間である、と認識するのは大切なことですし、絶対にやらねばならないことであることは間違いないです。ただ企業に提出する履歴書や面接で見られていることは、あなたが「どういう人間なのかな?」というところから「じゃあうちの会社に入ったらどんな活躍をしてくれそうかな?」なのです。

 

ここを理解しているのといないのでは結果が大きく変わってきます。

なぜなら、自分はこういう人間ですと伝えるだけで終わってしまう人とだからこういう活躍ができます、というところまで言える人では企業への伝わり方が全く違うからです。

 

前者はだから何?の部分を企業側にゆだねてしまっているので、結果的に自分のもち味が伝わらずに終わる可能性があります。一方後者は自分に何ができるのかという具体的な話までできるので明確にイメージを持ってもらえます。

 

会社での活躍がイメージできる人とできない人、どちらを採用しますか?

 

 当然イメージできる人ですよね、であればイメージしてもらわないといけません。

 ではイメージしてもらうにはどのようにインプットをしてどのようにアウトプットすればよいかについては、詳細はまた別記事にてまとめたいと思います。

 

まずは自己分析をやる目的を、ただ自分がどういう人間かを理解することで終わるのではなく、自分はこういう人間だからこそ会社でこういう活躍ができるのです、と言えるところまで考えるというレベルに置くことが就活を円滑に乗り切る一つのコツです。

 

 

志望企業の決め方 就活の軸を決めましょう!

どうもkmasです。

 

みなさん就活で志望する企業、どうやって選んでますか?悩んでいる方も多いはずです。

 

本日の記事は、志望企業を絞りきれない!!という方向けに書きました。

 

これを読めば、どのようにして会社を絞り込んだらよいかがわかっていただけると思います。

 

グローバルに働きたい、転勤は嫌だ、若いうちから裁量をもって働きたいからベンチャー?年収高いほうがいい!服が好きだからアパレル?お菓子が好きだから菓子メーカー?世界的に有名な製造業かな?…等々

新卒の時はある意味無限に選択肢があるのですが、会社は途方も無い数存在するので受ける企業を絞るのも一苦労ですね。

 

企業選びはとても重要です、一生を左右する可能性もあります。慎重にやらないといけない一方やり方を間違えると悲惨な結果を招きます。

本日はそんな迷える新卒生の方々に実体験を基にした企業選びの方法をお伝えします。

 

以下の流れでまとめたいと思います。

1.大学3年の秋

2.大学3年の冬 → 本日の内容

3.大学4年の春

 

1.大学3年の秋の記事でインターンに参加したことを記事にしました。そこで働くということへのイメージがより具体的になり、内定まで頂けたことで気持ちにだいぶ余裕ができました。

しかしながら、いざこれから就職活動をするとなっても未だ自分が何をやりたいのか?というのはクリアになってはいませんでした。

それもそのはず、インターンに行く前はできれば働きたくないという腐れマインドの持ち主だったので、ちょっとやそっと働くイメージが湧いたところでその先への思考を進めるにはまだ何か大きくテコになる力が必要だったのです。

 

ではどのように就職活動を進めたか?ですが

みなさんもお考えの通り、就職活動とは

・どうやって業界を絞るか?

・どうやって会社を選ぶか?

・どうやって職種を絞るか?

これらを比較検討して1つずつ絞っていくことで最終的な志望先があぶり出されると思います。

 

これらを考える上で、私が(なんとなく)考えていたことは

・10年先、20年先を見据えて後悔しない選択を

・転職前提で考え汎用的なスキルや経験が得られること

・若い頃から裁量を持って進められること

・英語、IT、会計の力を伸ばせる

といったことでした。

 

・10年先、20年先を見据えて後悔しない選択を

→10年後なんて世界がどうなってるかわからん!大事なのは10年後、20年後に世界がどうなっていようと食っていけることだ!という結論

・転職前提で考え汎用的なスキルや経験が得られること

→特定の職種や商品を扱うのはリスクがある、なぜならそれが自分に合っているかわからないからモチベーションを保ち続けられる保証がない。ということはいろんな職種や商品を広く見ることのできる仕事にしよう!という結論

・若い頃から裁量を持って進められること

→大企業では若造がもつ裁量なんてたかが知れている、20代を雑用で過ごすなんて嫌だ!小さいところがいいんじゃないか?という結論

・英語、IT、会計の力を伸ばせる

→なんだか意識高い系の雑誌によればこの3つは三種の神器とな。これをもっていれば食いっぱぐれることはなさそうだ!英語はそこそこ勉強してきた、そしてインターンでITの経験がある、ファーストステップとしてシステム系は悪くない!という結論

 

という感じで1つずつ足りない頭を使って考えました。もっと優秀な方ならより効率的により高度な検討軸で考えられるんでしょうけど、私の能力では上記程度が限界でした。

この検討の結果導き出された最終的な結論としては

 

よし、ITコンサルを目指そう!そして会計系のプロジェクトに入りたいと主張し、そこで経験を積んで、30歳手前で海外MBAを取得、その後は20代を過ごす中で見えている(であろう)これから先、30代40代50代の自分が力を注いでいきたいサービスや商品を提供している会社に中途で入る!完璧なキャリアプランだ!

 

というものでした。これが大学3年の冬休み前くらいのお話です。

 

検討内容としてはお粗末なものかもしれません。

しかしここで大切なのは自分なりの軸を持って志望先を絞っていくという過程です。よく言われることですが時間は有限で何事もじっくりゆっくり考えている暇はありません。そのため意思決定をするための軸を決めてじゃんじゃん判断していくしかないのです。

 

結果、私の就活はITコンサルを目指すという方向性でスタートしたのでした。

 

 

 

 

 

 

インターンで得られる3つの視点 参加することに意味があります

どうもkmasです。

本日は私の就職活動についてお話ししたいと思います。

私の就職活動と言ってもすでに転職を3回しているのでどこから話せばよいのやらという感じですが、この記事では大学時代、新卒での就職活動を振り返ってみたいと思います。

 

特にインターンをやってみようかな、とお考えのあなた!!絶対にやるべきです。

 

行きたい会社ややりたいことがない、という方へ。はっきり言ってそれは働いてみないとわかりません。

 

そうなると働く疑似体験という意味でパッと思い浮かぶであろう、インターンへ参加するという選択肢があります。

 

何を隠そう私自身も新卒時にはインターン

三菱商事

リクルート

ワークスアプリケーションズ

などのインターンに参加して働くイメージを膨らませていました。

 

本日はそのうちの1つについて書きたいと思います。

 

1.大学3年の秋 → 本日の内容

2.大学3年の冬

3.大学4年の春

 

1.大学3年の秋の前に…

まず、はじめに私の経歴は別記事で記載した通りですが簡単に。

ITコンサルとして新卒デビュー、超絶激務とはこのことか、というくらい働きました。

その後某大手電機メーカーそして某自動車メーカーの経理担当からの総合商社の経理という経歴です。

 

ではそんな私が学生時代どんな学生だったかと言うと…

 

大したことはしてませんでした…

 

授業はふつうにサボり、ふつうにサークル活動をしてバイトをそれなりにして…そんなごくごく普通の大学生でした。

 

世間一般の視点から見ると大手企業というのはすごく敷居が高く、優秀なほんの一握りの人間しか入ることのできないところのように語られがちですが、全然そんなことありません。

 

こんな私でも書類の書き方や面接での振る舞い方、ポイントを押さえて気をつければ誰にでもチャンスがあると思っています。このあたりも是非まとめてみたいですね。

 

1.大学3年の秋

ということで本題に戻ります。私が大学3年生の秋に何をしていたかと言いますと、ようやく就職活動のことを考え出した、という感じです。

ところが、考え始めたはいいもののやっぱり社会に出て働くという経験がアルバイト以外にないものでどうにもイメージがつきませんでした。

 

そこでインターンに行くことにしました。

 

ものすごく単純な思考で、インターンに行けば働くイメージがつかめるだろう!そんな思いです。しかも当時参加したインターンはなんと日給あり!1ヶ月も行けばバイトをするより割がいいぞ(不純…)という気持ちも手伝って、早速応募、面接を経て見事にインターンに参加することとなりました。

 

ちなみに参加したインターン先はワークスアプリケーションズ、という企業の基幹システムをパッケージ製品として提供する会社。国内でのシェアNo. 1。インターンに参加したのはもう十数年昔の話ですが今でも同様のインターンは開催されているようです。このインターン内容について、昔の話になりますが別記事でまとめようと思います。

 

では、実際にインターンをしてみてどうだったのか?について3つあります。

 

1.会社で働くイメージの具体化

→シンプルに働くこととはどういうことか、イメージが具体的になりました。

2.周りの学生との競争

→ほかの学生とある意味競い合うことになるので、モチベーションが上がります。

3.今の自分の実力の把握

→競争を通じて、自分がどこまでできるか、そして本当に優秀な同年代に出会うことでその時点での自分の力がなんとなくわかります。

 

こんな感じですかね。

働くことへのイメージ、具体的にいうと自分の頭で考えて誰かのためになることを行い、その対価を頂くというのが仕事の根本にあると思いますが、それを実感できたのが大きかったです。

 

と同時に優秀な同年代の存在は実力不足を痛感すると同時に危機感も与えられますので、早いタイミングで経験することでその後のモチベーションアップにつながります。

 

ワークスのインターンは優秀な成績を収めた学生にはAパス(5年間の入社パス)またはBパス(3年間の入社パス)が与えられます。私はBパスを頂け、3年の10月の時点で1つ内定をもらえた形になります。

優秀かどうかはさておき、頑張ったことへの対価としては日給と合わせて大変ありがたかった覚えがあります。

 

このように、大学3年の秋はインターンに参加して働くことへのイメージを具体的に持った、というのが私の就職活動の始まりでした。